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ロータス・ミヤモトの"天才?!男前ヒルズ!"

ロータス・ミヤモトの"天才?!男前ヒルズ!"

[ロータス・ミヤモト] 究極の異種格闘技

[ 2007/09/05 ]

朝青龍


 雪上最強の格闘技と呼ばれる、スキーアルペン競技の佐々木明選手が、GIROのヘルメットと契約するということで、先日家族と一緒に会社に来てくれました。子供さん(9ヶ月)は、物怖じしない凄くかわいい子(奥さん似と思う)で、その笑顔にはホントやられてしまいました。


 ま、最近身近のいいことと言うのはこれぐらいで、あとはパッとしません。テレビを付けてみても、ニュースが少ないせいか朝青龍と安部総理のどっちが早く辞めるかとかそんな話ばかりですね。特に朝青龍のほうは、どこに行ったのかわからなくなったので、本人不在のまま「お前関係ないやろ」というような人の勝手なコメントや、まことしやかな噂なんかが飛び交っています。たとえばK−1やHERO’Sを主催するFEGから8試合で約10億円のオファーがあったとか。


 そういえば昔から一部の格闘技ファンの間では、地上最強の格闘技は相撲だと言われていました。さずがに曙がK1でボロ負けしてからは、だいぶ肩身が狭いようですが(笑)、もし現役バリバリの朝青龍だったらひょっとしたら相撲が格闘技最強という伝説を証明できるかもしれません。
まあ本来はルール次第ですから、どんなにセーム・シュルトやヒョードルが強くても、柔道着を着て柔道で選手と戦えば、秒殺で投げ飛ばされてしまうでしょうし、それならルールなしにしようというとバーリ・トゥードになりますが、今度は寝技系が有利になる。なので、何が最強かというのは本当は決められません。でも、その中でもなんで相撲は一番強いと言われていたかというと、それはあの体形からなんだそうです。


 ご存知のように相撲は体重別ではないので、力士は筋肉+分厚い脂肪があって、それがボディーに対して突きや蹴りの攻撃を無力化します。ボクサーでもパンチで内蔵にダメージを与えるのは不可能なので、あとは頭をガードしていればいいだけです。
 ならば曙がよくやられていたように、ローキックで足を狙えば倒れやすいのではないかということになりますが、あれは曙が相撲の現役を引退して脂肪太りしていたうえに足の筋肉が落ちていたからで、現役時代の曙であればローキック以前にぶちかましを仕掛ければ、空手やキックボクサーは避けることが出来ず吹き飛ばされてしまいます。以前NHKの特集かなんかで、スポーツを科学するという実験を見たことがありますが、幕内力士の立ち会いのぶちかましの衝撃力は、800kgw 以上もあって、どれぐらい凄いかというと。キックボクシングのウェルター級世界チャンピオンの右ストレートが670kgw ほどで、しかも一瞬なので衝撃を計る計測器のグラフ上ではとがった山の様になっていたのに対して、ぶちかましのほうはその衝撃がグラフ上では台形のようになって長時間続いていました。エンジンにたとえば前者はピーキー、力士はトルクも太いということになります。まともに食らえば正に一撃必殺です。
ならば柔道で投げ飛ばせないかという人もいるでしょうが、まず力士の体に組み付くことが難しいですし、力士は関節技にも長けているので、腕を取ることも容易ではありません。


 相撲最強伝説は、相撲のあの体型こそが強さの秘密というわけです。まさに戦うために改造された格闘マシンです。というわけで朝青龍、ここまでヒールになっちゃった以上は潔く総合格闘技に転向して、世界中に相撲が強いことを知らしめてやりましょう。
 で、最終的には、佐々木明選手と地上最強決定戦をやって欲しいですね。究極の異種格闘技ってとこですか。奥さんは格闘一族なので闘い方を教えてもらえれば、いい勝負になるんじゃないでしょうか(笑)。


以上コラムでした!

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プロフィール

ロータス・ミヤモト

4FRNTスキーヤーの肩書きを持つ、辛口コメンテーター。主な著作は「堀の中のスキーヤー」(幻山舎)、「いつ死んでも委員会」(マガシンハウス)、「マンボで万個」(初潮社)など。今後の野望は、青山に“スキーショップ・シロー”をオープンすること。

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